Dr. Anglerの釣り生活備忘録

趣味の釣りについて日々試行(思考)錯誤した結果を残していきます。

本当にコスパが最強なリールとは?検証

釣り道具においても"コスパ最強!"という言葉をよく目にします。

とても魅力的な言葉なので、私もよく釣られてしまいます。

スピニングリールで言えば、シマノだとアルテグラ、ナスキーあたりが、

ダイワだとフリームス、レガリス、レブロスなんかが、コスパ最強と言われていますよね。

コスパ、すなわちコストパフォーマンスとは値段あたりの性能だと思いますが、

主観的にではなく客観的にコスパを検証した例は少ないように思われます。

 

今回は気になるコスパを、シマノの汎用スピニングリールについて検証してみました。

同じメーカーの同じカテゴリーのものなら性能を比べ安いので。

 

少し古くて2017年のものになりますが、シマノのウェブサイトに"汎用スピニングリール仕様一覧"なるものがありましたので、こちらを利用させていただきます。

http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/pdf/spec_hanyou_reel_2017.pdf

 

ボールベアリングの数、リールに搭載されている技術(マイクロモジュールギア、コアプロテクトなど)、各パーツの材質などが一覧としてまとめられています。

今回の検証では、この一覧の仕様をざっくりとですが数値化(数値が大きいほど高性能)しました(番手は2000Sを選択、2000Sがないモデルは2000を使用)。

例えば、

・ボールベアリングの数はそのままの数値を使用

・マイクロモジュールギア、X-SHIPなどは搭載していれば1、していなければ0

・各パーツの材質は、Mgなら2、CI4+なら1、樹脂なら0

といった具合です。

各項目を横並びに数値化するのは困難です(人によって各項目のありがたみが異なると思われます)が、ここではざっくりと。

各項目の数値の合計が、そのリールの性能を表していると仮定します。

Amazonでの実売価格(2000Sを選択、2000Sがないモデルは2000を使用)と、この性能指数をグラフ化すると、以下のようになりました。

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価格と性能の相関

アルテグラ以上のモデルについて言えば、性能指数と実売価格はきれいに比例しています。かなりざっくりと決めた評価基準の割にはきれいな結果が出て驚きました。

この結果を信じれば、ステラやヴァンキッシュなどのハイエンドモデルに至るまで値段なりに性能が上がっていると言えますね。

一方、低価格帯のモデルを見ると、値段に対する性能の上がり方が急になっています(上のグラフでは傾きが緩い)。すなわち、ちょっと予算を増やせば、性能がぐっと上がると言えます。この傾向は、ナスキー、アルテグラあたりまで続きます。

コスパ最強なリールもこの変曲点辺りになりそうです。

コスパ指数を性能指数/実売価格(万円)と定義してグラフにすると以下のようになりました。

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シマノ汎用スピニングリールのコスパ一覧

というわけで、シマノ汎用スピニングリールのコスパ最強モデルはナスキーとなりました!

シマノ リール 16 ナスキー C2000S
 

ついで、アルテグラセドナとなります。評判通りの結果ですね。今回は世間での評判を裏付ける結果となりました。

シマノ リール 17 セドナ C2000HGS
 

検証はしていませんが、ダイワだと、レガリス、フリームスあたりの価格帯となりますので、コスパの良いモデルもこの辺りのモデルになるかと思われます。

ダイワ(DAIWA) リール レガリス LT2000S-XH

ダイワ(DAIWA) リール レガリス LT2000S-XH

 
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 2000 フリームス(2018) LT2000S-XH
 

 この価格帯のリールは海外でも人気があり、ナスキーなどは北米の釣具店でも手に取りやすい場所に置かれています。グローバル戦略的にも重要なこのレンジのモデルのラインナップには各メーカー力が入っている分、コスパも高いと考えられます。

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